It’s drizzling.

「雨がしとしと降っている」と思い出すのが有島の遺書です。
本当は「雨がひどく降っている」なんですが、「しとしと降っている」で覚えていて実際には違ったので覚えているという・・・

「山荘の夜は一時を過ぎた。
 雨がひどく降ってゐる。
 私達は長い路を歩いたので濡れそぼちながら
 最後のいとなみをしてゐる。
 森厳だとか悲壮だとかいへばいへる光景だが、
 実際私たちは戯れつゝある二人の小児に等しい。
 愛の前に死がかくまで無力なものだとは此瞬間まで思はなかった。」

というヤツです。この一文はソラで言えます。

 
 

2018年4月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 院長