目に見えるもの

僕らの目に見えるものは全て相対的なものでしかありません。存在に絶対なんてないんです。

観測する行為とそれにより記述される物体は確率的なものなんです。

これは量子力学ですね。

相対性理論やニュートン力学などの古典力学はプランク定数を0とみなした時の近似です。

行動を起こした者の影響で大小様々に変化する周囲の環境は、それを見ている者が居なければ何も起こらなかった事に等しい。但しその変化した周囲の環境が伝播し、痕跡を残していくならこれを無視する訳にはいきません。小さな変化は相互に影響し大きな波となることもあります。

 

2013年に新しい国際単位(SI)が提案され、2018年に承認される見通しです。

プランク定数は新しい質量の単位になる可能性があります。

従来は国際キログラム原器の質量で定義されていましたが、プランク定数を固定することにより秒とメートルの定義に依存する事になります!(因みに秒はセシウムの0ケルビン下での周波数固定によって、メートルは真空中の光速度を固定する事によりこれらも新たに定義されます。)

 

え?今回は何が言いたいのかって?

 

世界は解らない事だらけで、それを知ろうとする行為は面倒臭いものでは決してなく楽しい事で、一方知る事が出来なくても、知ろうとする行為が自体に意味があり、もし知る事が出来たとすればそれはこの上ない満足と安心なんですよ。

 

・・・とは聞こえませんよね(笑)

2016年08月19日