10月が終わります

光陰矢のごとしとはよく言ったものです。

光の速さは約30万km/s。

太陽の光が地球に届くまで8分20秒。月に行くには光に乗れば2秒以下です。

どうやって測定したんでしょう?

ガリレオは離して置いたランプの光で測定を試みましたが、光が速過ぎて失敗。

17世紀には数学者オーレ・レーマーが衛星イオが木星に隠れる周期の変化と木星までの距離から約21万km/sと、ちょっと違いますが有限のモノであることを示して見せました。

19世紀、アルマン・フィゾーが回転する歯車を使って約31万km/sと測定。この方法は実際NHKの「大科学実験」でも行われました(面白かった!)。アーカイヴでも観てみて下さい。非常に小さい誤差です。ここら辺になると「腫瘍マーカーが10上がった下がった」と一喜一憂しているのと何ら変わらず、実際どうでもいい誤差範囲です。

1983年、国際度量衡総会でメートルを光速で定義する事となり、真空中の光速が299,792,458m/sと決まりました。

重力も光速で伝播する事が相対性理論で予言され、2002年に観測証明されています。

適当に伝えて、その読み方、意味を教えないのは医者の怠慢です。

言うなら責任持ちましょうよ。

余計な不安を惹起させる必要が何処にあるんですか?

あ、医者がそもそも腫瘍マーカーの意味を解ってないのか(笑)

 

 

2016年10月31日