Watson for Oncology

癌治療に特化した人工知能です。

以前「今後は人工知能がどんどん医療の世界に入ってくる」と書きましたが、デジタルデータであるCTやMRIなどの画像診断に関してはほぼ置き換わるんじゃないでしょうか。医者は最後にサインするだけ。

インドのバンガロール、The Manipal Comprehensive Cancer Centerの地下にでっかいコンピューターが置いてあって、その中にWatson for Oncologyが格納されてます。

こいつの癌に対する治療方針の決定事項は、人間の医者のそれと90%一致するそうです。

日々アップデートされてるでしょうが、今後はWatson の選んだ治療法と人間の選んだ治療法で生存率に差がでるか?を見ていく事になるでしょう。

しかし治療に正解はないと思ってます。

どの例にも個別の特殊性があり同一の環境は存在せず、全く同じ条件での比較が不可能だからです。

個々に合っている事、納得している事、そして将来後悔しない事。が唯一の正解です。

 

 

 

2017年01月03日