ホルモン剤の延長効果

昨年末のSan Antonio(@Texas)での国際学会での最新の発表です。

 

閉経後乳癌では5年間のアロマたターゼ阻害剤服用はスタンダードですが、今更に5年延長し10年としたらどうか?てスタディーが進行中です。

閉経前のタモキシフェン5年服用後のレトロぞーる5年追加に関しては統計的有意性が示されていましたが、閉経後のアロマターゼ阻害剤5年服用後のレトロゾール追加は全生存期間に差がつかず、予後不良群での効果が"期待できそう”程度のものでした。

現時点で閉経後のお薬を飲んでる、再発リスクの低い方は5年で中止するのが正しいようです。

 

論文読むの遅いんで、また何か読んだら提示します。

 

 

2017年01月06日