病院も二極化

全国の病院調査では39%の病院が赤字経営で、前年度より2ポイント悪化したようです。一方で医業収支率が115%を超える黒字病院は15%しかないんですがそれでも1ポイント増です。

つまり病院も二極化が進んでいます。

最も医業収支率が高いのは100~199床(旧行徳)です。低いのは500床以上の病院。

 

デカけりゃいい事ってなんでしょうね?

「大きい病院を紹介して下さい」てよく言われますが、大きさにどんな担保があるんでしょう?

でもそれを信用の基準に使わざるを得ないて事は理解できます。

 

何かを購入する時やサービスを受ける時、「上場企業しかダメ」て事はあまりないでしょう。

高額のものについても、「俺はTOYOTAしか乗らない」て人も大企業だからという理由ではない筈です。「命を預ける」て意味では医療も車も大差ないですよ?どんなに注意してたって事故は起こります。自分の命だけならまだしも他人をも傷つけます。その点では病気よりもっと考えないといけない。装甲車に乗れば自分は助かりますが、他人は助からないです。

 

なぜ大きくしたがるんでしょうね?

でっかい車に乗りたがる人と一緒かな?

 

真に良い医療は赤字経営では出来ないと思います。そして良い医療を提供していれば自然に黒字化する筈です。もともと利益を追求する職業ではない。しかし継続する事がより多くの方のためだとすれば利益が必要です。過剰な利益を追求しなければ、必要最小限の道具で、最も短い期間で満足して頂けるでしょう。簡単に利益を出しにいくなら不必要な検査と長い治療期間をとればよい。例えば軽症を重症に見せかけるなんざ容易い事です。それで利益を出して損をするのは・・・当然患者ですから。実質負担がかからないとしたってそれは保険料から捻出されるものであって、子供・孫の将来に負担を付け替えてるだけです。それを解った上でそれでも継続するために!地域のために!という大義をかざすのは、結局は一番欲しい信頼を継続出来るとは思えませんがね?それとも目先利益だけでいいのかな?本当の大義はなんなのかな?

 

 

以下検索エンジンのクセを読むための言葉の羅列・実験です。意味はありません。
「乳癌・乳がん検診・市川市・妙典・クリニック・今井・いまい」

 

 

2017年01月09日